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芽球増加を伴う不応性貧血-Ⅱ (RAEB-Ⅱ)
☆芽球増加を伴う不応性貧血
RAEBはMDSのなかで不応性貧血から急性白血病移行への途上に位置する疾患群である。WHO分類では芽球の割合からRAEB-ⅠとRAEB-Ⅱに分けられる。 1)芽球増加を伴う不応性貧血-Ⅰ(RAE... (続きを読む) ☆芽球増加を伴う不応性貧血 RAEBはMDSのなかで不応性貧血から急性白血病移行への途上に位置する疾患群である。WHO分類では芽球の割合からRAEB-ⅠとRAEB-Ⅱに分けられる。 1)芽球増加を伴う不応性貧血-Ⅰ(RAEB-Ⅰ) 骨髄芽球は末梢血で5%未満、骨髄中では5~9%まで。 2)芽球増加を伴う不応性貧血-Ⅱ(RAEB-Ⅱ) 骨髄芽球は末梢血で5~19%、骨髄中では10~19%まで。 Auer小体を認める場合はRAEB-Ⅱとされる。 病理学的には、骨髄生検にて骨内膜や骨梁近傍の血管から離れた領域で幼若細胞が5~8個の集塊をなすabnormal localization of immature precursors(ALIP)が、切片上3ヶ所以上みられるのを「ALIP陽性」といわれる。RAEBにみられるこの所見は短時間で急性白血病へ移行を示唆するものとされる。 (たたむ) ![]()
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