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白血病細胞の80%以上を単球系(単芽球、前単球、単球)が占め、顆粒球系は20%以下とされる。さらに単球系のうち単芽球が80%以上を占める場合を低分化型の単球性白血病(M5a)、80%未満を分化型の単球性白血...
(続きを読む) 白血病細胞の80%以上を単球系(単芽球、前単球、単球)が占め、顆粒球系は20%以下とされる。さらに単球系のうち単芽球が80%以上を占める場合を低分化型の単球性白血病(M5a)、80%未満を分化型の単球性白血病(M5b)に区分される。 M5aの形態学的特徴は、大型で核は円形から類円形、クロマチンは粗荒で明瞭な核小体を有する。細胞質の好塩基性は強く、舌状の突起を有しアズール顆粒は時に認める。 本例は、骨髄に増加する単球系は80%以上を占め、しかも単芽球が80%を超えるものであり、それらはPo染色が陰性、EST染色が強陽性でNaFに阻害されたことと表現型より単球系を支持することからAML-M5aと診断された。 (たたむ) ![]() ![]() ![]() ■症例詳細データ
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