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慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫
慢性リンパ性白血病(CLL)は、成熟した形態をもつBリンパ球がクローン性に増殖し、末梢血、骨髄、リンパ節、脾臓などに浸潤や白血化する疾患である。表現型ではCD5、CD23が陽性でCD20、sIgが弱陽性が特徴であ...
(続きを読む) 慢性リンパ性白血病(CLL)は、成熟した形態をもつBリンパ球がクローン性に増殖し、末梢血、骨髄、リンパ節、脾臓などに浸潤や白血化する疾患である。表現型ではCD5、CD23が陽性でCD20、sIgが弱陽性が特徴である。末梢血のクローナルなリンパ球数は5,000/μl以上でCLLと診断する (Hallek M,et al.2008)。小リンパ球性リンパ腫(SLL)は、形態、表面形質がCLLと同一であるが、リンパ腫の臨床像を呈し、白血化していないものを指す。これら類似の形態を有し、T細胞性の表現型を示すものは、T-PLL(T-cell prolymphocytic leukemia)と考えられる。 FAB分類で、11~55%に前リンパ球がみられる病態をCLL/PLとしていたが、WHO.2008年版にはそのような記述はない。核クロマチンの濃縮が少なく、核形不整を有する細胞はatypical CLLとよばれ、trisomy12をもつ症例に多い(Matutes E,et al.1996)。 (たたむ) ![]()
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