■ご利用に際して

本サイトは、厚生労働省がん研究助成金総合研究事業および、厚生労働省第3次対がん総合戦略研究事業にて構築され、2014年3月にその事業を終了しております。現在サイトに掲載されている内容は当時の登録状況のまま公開しているため、必ずしも最新の医療に沿う内容ではない場合がございます。ご注意ください。

ご不明点がありましたら九州がんセンターまでお問い合わせください。

JapaneseEnglish
T細胞前リンパ球性白血病 (T-PLL)
1989年FAB分類は、T-CLL、T-PLL、ATLL、SSに分類したが、T-CLLはその独立性に疑問があり、WHO分類ではsmall cell variantとされている。REAL分類では、T-cell chronic lymphocytic leukemia(T-CLL)/T-prolymphoc...
(続きを読む)
1989年FAB分類は、T-CLL、T-PLL、ATLL、SSに分類したが、T-CLLはその独立性に疑問があり、WHO分類ではsmall cell variantとされている。REAL分類では、T-cell chronic lymphocytic leukemia(T-CLL)/T-prolymphocytic leukemia(T-PLL)としている。
 T-PLLは、肝脾腫、全身リンパ節腫脹、皮膚病変(20%)があり、貧血、血小板減少、リンパ球増加(100,000/μl以上)を呈し、免疫グロブリンやM蛋白を認めずHTLV-Ⅰ抗体は陰性である。
 末梢血では小型~中型で、核は円形~卵円形、核形不整をがみられ、なかには核小体を有し、顆粒を認めない異常リンパ球の増加をみる。核形不整には脳回転状や細胞質に突起を有するものもある。
CD2,3,5,7,52が陽性で、CD45RO+memoryT細胞の形質を持つ。また、TCR
β鎖またはγ鎖の再構成を認め、免疫グロブリンは胚細胞型である。
(たたむ)
DATA
画像数 7
性別
年齢 45-49
症例の種類 -

DATA
画像数 5
性別
年齢 65-69
症例の種類 典型例

DATA
画像数 4
性別
年齢 75-79
症例の種類 典型例