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Burkittリンパ腫/白血病(BL/L)の形態像は大型で核小体や細胞質に空胞などを有することで、彌慢性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)との鑑別が必要である。
BL/Lの表現型はsIg陽性、c-myc遺伝子(8q24)と免疫グ... (続きを読む) Burkittリンパ腫/白血病(BL/L)の形態像は大型で核小体や細胞質に空胞などを有することで、彌慢性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)との鑑別が必要である。 BL/Lの表現型はsIg陽性、c-myc遺伝子(8q24)と免疫グロブリン遺伝子の相互転座を証明することである。その相互転座とは①t(8;14)(q24;q34),MYC/IgH、②t(2;8)(p12;q24),IgLk/MYC、 ③t(8;22)(q24;q11),MYC/IgLλである。 本例は、芽球の形態がやや未熟型で、典型例ではないが細胞質の好塩基性と空胞が診断に関連するものと思われた。末梢血にも芽球の出現がみられたことより白血化を考え、未熟型のALLもしくはBurkitt leukemiaを疑った。表現型で、CD20、sIg陽性よりBurkitt leukemiaと診断された。 (たたむ) ■症例詳細データ
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