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骨髄増殖性腫瘍 (MPN)
 ☆骨髄増殖性腫瘍(MPNs)
従来より慢性骨髄増殖性疾患(CMPD)とされ骨髄に1系統以上の骨髄系細胞(顆粒球系、赤血球、巨核球系)の増殖を特徴とする造血幹細胞のクローン性疾患である。WHO(2008年版)では名...
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 ☆骨髄増殖性腫瘍(MPNs)
従来より慢性骨髄増殖性疾患(CMPD)とされ骨髄に1系統以上の骨髄系細胞(顆粒球系、赤血球、巨核球系)の増殖を特徴とする造血幹細胞のクローン性疾患である。WHO(2008年版)では名称を骨髄増殖性腫瘍(MPN)に改名し、チロシンキナーゼの恒常的活性が本態とする疾患単位として確立された。さらに以下についても整理された。
(1)好酸球増加症におけるFIP1L1-PDGFRAの発見とイマチニブの治療効果
(2)真性赤血球増加症におけるJAK2-V617FおよびJAK2exon12の変異の発見と診断的意義
①慢性骨髄性白血病 ②真性赤血球増加症 ③本態性血小板血症 ④原発性骨髄線維症 ⑤慢性好中球性白血病 ⑥慢性好酸性白血病 ⑦好酸球増加症候群 ⑧肥満症 ⑨骨髄増殖性腫瘍-分類不能型
[文献:大屋敷一馬.WHO分類第4版による解説書中外医学社.2004]
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