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症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成
TIC症例
症例登録日 2001/04/03
画像数 16
性別 男性
年齢 50-54

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■症例詳細データ
病理学分類転移性腫瘍/
性別男性
年齢50-54
主訴下血(黒色便)
病歴51才時、肺癌(大細胞癌)で、右上葉切除術と左副腎切除術(肺癌の転移)を受く。退院して1年後(52才時)、急に下血(黒色便)と貧血を来したため、再入院となった。
既往歴特記すべきことなし。
家族歴兄に胃癌。
現症貧血あり。胸部と腹部に手術創の瘢痕あり。
一般検査データ白血球数--9.6/ml、赤血球数--324万/ml、Hb:6.5g/dl、Ht:21.1%、血清鉄:10ug/dl
経過バリウムによる経口小腸X線検査で、Tritze靱帯をこえて、すぐの部位に全周性の腫瘍を認めた。小腸の部分切除術が行われた。
備考肺癌からの小腸への脈管性転移は、原発性の小腸癌より多くみられる。肺癌の患者さんで、出血、イレウスを生じた場合は、小腸への転移を疑って診断することが大切である。



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