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症例提示(所在地,施設名等): 東京都・ 国立がんセンター中央病院と九州がんセンターの共同作成
TIC症例
症例登録日 1999/12/17
画像数 17
性別 男性
年齢 55-59

X-P
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内視鏡
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マクロ
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ミクロ
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■症例詳細データ
病理学分類良性非上皮性腫瘍/脂肪腫
性別男性
年齢55-59
主訴腹痛、下血。
病歴突然、右下腹部痛あり。嘔吐が一回あった。12日後、何ら誘因、原因と思われるものなしに急に下血が4回あり受診した。外来での緒検査で回盲部の異常を発見され、手術の目的にて入院した。
既往歴アメーバ赤痢、マラリヤ、関節炎、肝炎
現症身長159.5cm、体重65kg、貧血・黄疸なく、発熱なし。回盲部に腫瘤を触知せず。そのほか病理学的に異常なし。
一般検査データ末梢血:RCB 470万、Hb 13.0g/dl、WBC 7,300
尿一般:異常なし
便一般:潜血反応 II+
生化学的検査:血清総蛋白 6.9g/dl
Albumin 3.4g/dl
その他肝機能、血清、電解質などに異常なし。
経過上部消化管の画像検査では異常を認めなかった。注腸X線検査と内視鏡検査で回盲部に約2~4cm大の有茎性の腫瘤がみとめられ、その先端部に粘膜の欠損が存在した。出血源はこの病変からと診断され、手術された。組織学的には回腸末梢部に生じた有茎性の脂肪腫であった。



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