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症例提示(所在地,施設名等): 千葉県・ 国立がんセンター東病院
政策ネットワーク症例 ,TIC症例
症例登録日 2001/04/26
画像数 34
性別 女性
年齢 60-64

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内視鏡
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その他

■症例詳細データ
病理学分類悪性上皮性腫瘍/印環細胞癌
症例の種類稀な例
性別女性
年齢60-64
主訴胃の精査
病歴自覚症状はなかったが、近医にて上部消化管の内視鏡検査を受け、胃の上部に異常を指摘された。精査および加療のために入院した。
既往歴3年前、胃前庭部の過形成性ポリープにて内視鏡的に切除。
家族歴父に胃癌
現症貧血なし、黄疸なし。胸部に著変なし。腹部にも特記すべき異常なし。表在リンパ節腫大なし。
一般検査データ末梢血:Hb--11.3g/dlと軽度の貧血のみで、他は著変なし。生化学:軽度の高コレステロール血症(T-cho 268)の他、著変なし。血清腫瘍マーカー:AFP, CEA, CA19-9などに異常を認めず。
経過胃体中部に2.5cm大の隆起性病変と、それに連続した2.0cm大の表面陥凹型を認めた。隆起からの生検にて、印環細胞癌が認められたため、幽門側胃切除術が施行された。リンパ節転移などはなく、手術より5年後、生存中。
備考印環細胞癌で隆起を形成した例は少ない。



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